自然とつながるハンドメイドのお酒
ラベルには not the Queen's gin,it's Wilder!!の言葉。イギリスのジンとは違ってワイルドなんだぜ!!と意気揚々なこのジンは、南カリフォルニアで生まれました。 ベンチュラは地名で、ロスから車で1時間。海・山・川に囲まれた自然豊かな街です。農業が盛んでイチゴやオレンジも有名です。沖には海洋油田が湧き、クジラやイルカが多く見られます 。季節によっては ホエールウォッチングのクルージングなども有名な街です。 余談ですが、アウトドアメーカーの「パタゴニア」の創業した 街でもあり、パタゴニア本社がこの街にはあります。
オーガニックというより野生そのまま
ベンチュラのつくり出す地形では多種多様なハーブが生える山 や、広大ないちご畑、カリフォルニアの太陽を沢山浴びたオレンジ やレモンの畑などが沢山あります。 彼らはカリフォルニアの気候が生み出す自然からの恵みを、お酒というツールを使って世の中へ発信してい ます。 ワイルダージンはパープルセイジ・ベイローレル(月桂樹の葉)・ジュニパーベリー・イエルバサンタ・コリアンダーシード・ミカンの皮・その他複数のハーブを使っていますが、ジンに使用するハーブは自ら山に入って採取する徹底ぶり。ひとつひとつ香りを確認しながら手作業で確認する徹底した素材へのこだわりと情熱がベンチュラスピリッツの品質を守っています。
大量生産のお酒には飽きてしまって
ベンチュラスピリッツのコンセプトは「ローカルな風味をとりいれた他にはないお酒。」です。 既製品のお酒に飽きてしまっていた彼らは普段嗅ぎなれている南カリフォルニアのハーブの香りを効かせた自然派の蒸留酒をつくってみよう!と立ち上がります。 その結果「まるで山の中を散歩しているような」と表現されるほどのベンチュラスピリッツにしか出せない味が特徴のお酒が生まれました。 そのままストレートでも楽しめる他、ハーブを楽しむ為にソーダ割などがおすすめといわれていますがカクテルに使っても他の味・材料に負けない 強い「香り」が印象的はジンに仕上がっています 。
地域とのつながり
ベンチュラスピリッツが契約している農家では基本的に農薬などを使わずオーガニックにこだわってい ます。更に、Non GMO と言って遺伝子組み換えが行われていない物を使うという徹底ぶりです。 また、廃棄フルーツを使うなど食品ロスの問題にも取り組み、自然からの恵みを無駄にせず、地元農家への貢献・還元をしてい ます 。 またお酒に生まれ変わった後の廃棄フルーツの搾りカスなどは農家さんの元に肥料として戻され、新しいフルーツの栄養として 循環利用もされています 。